まち協だより (11号) 回覧板より

回覧板に「まち協だより」が入っていましたので、取り急ぎ転載させていただきます。(回覧板を次に回すため、急いで入力したので、間違いがあるかもしれませんので、ご容赦ください。

藤川まちづくり協議会発行
まち協だより (11号)

29年度も頑張りました!
今年に入って寒い日が続きましたが、むらさき麦の麦踏みなどの活動を行ってきました。
また平成30年度の全体会やむらさき麦祭りに向けての準備も始めています。

愛知学泉短大と「産学連携に関する協定書」締結

藤川まちづくり協議会は以前から愛知学泉短大と協働していろいろな活動を行ってきました。
この度、今後の一層の協力体制を確立する目的で「産学連携に関する協定書」を結びました。
2月14日鈴木会長と榊原事務局長が愛知学泉短大を訪問し、協定書に署名し、締結しました。

この協定の目的は第1条に

「愛知学泉短期大学と藤川まちづくり協議会は、地域における産学連携活動を推進するため相互に協力し、もって地域社会の発展に貢献することを目的として、本覚書を取り交わす。」

と規定されています。
両者の協力のもとぽち協の活動がさらに活発になることが期待されます。

(右)愛知学泉短期大学 安藤正人学長
(左)藤川武ちづくり協議会 鈴木忠会長
(締結の後 愛知学泉短期大学にて)

(同様の協定書は平成26年2月に愛知産業大学と締結しています.)

むらさき麦の栽培

平成30年2月2日オーナー麦畑で麦踏みが実施されました。
寒い日が続き、前日は雨で心配されましたが、当日は風もなく、この季節では珍しく麦踏み日和となりました。
竹の子幼稚園の園児をはじめ、三河中学、愛知学泉短大、むらさき麦の郷の皆さんやオーナーなど多くの方々に参加いただきました。

麦踏みの様子

お汁粉!

2月8日、本陣跡広場の麦畑で藤川小学校の生徒が麦踏みをしました。
また、資料館裏の畑では種の保存として5品種の麦の麦踏みをしました。

小学校では5年生で種蒔きをして、6年生になって自分たちが蒔いた麦を収穫し、その麦を次の5年生に引き継いでいます。
11月に自分が蒔いた麦を「大きく、丈夫になれ! 」と願いを込めて麦踏みをしました。

藤川小学校児童

麦踏み

種の保存 麦踏み

業務用むらさき麦

業務用のむらさき麦の栽培・収穫は小久井農場さんにお願いしています。
今年は藤川駒ノ爪と美合正田地区にむらさき麦を栽培しています。
11月に蒔いた麦に肥料をやり、ローラー(麦踏の効果)をかけて育てています。

むらさき麦
東西の棒鼻前の栽培地等でむらさき麦が芽を出し、成長を始めています。
東棒鼻前は市場町、西棒鼻前は西部のむつみ会の方が栽培をしています。
5月に色づき実るまで、時々は成長を見てください。

十王堂を昔の姿に復原

「むらさき麦」を詠んだ芭蕉句碑がある「十王堂」は、昭和34年の伊勢漕台風によって屋根などが破損、雨漏りなどを防ぐために応急の修繕をしたままになっていました。
永年の懸案であった十王堂復原のため平成28年7月、80年程前に撮った一枚の写真を手がかりに、「復原プロジェクト会議」を立ち上げました。
その後、会議で検討を重ね、昨年12月15日に念願の十王堂本体が復原完成しました。

 

 

 

 

施主
設計監理
建築工事
十王堂管理組織委員会(会長 鈴木忠、愛知産業大学 建築学科 宇野勇治准教授)

有限会社工作舎中村建築(名古屋市)

なお、藤川小学校の6年生が壁の中塗りをしたり、全校児童や関係者が墨で瓦の裏にメッセージを書き、その瓦で堂の屋根を葺くことができました。
また、建築費の一部は岡崎市歴史風致形成建造物補助支援制度を活用しました。

松並木
松の植樹
2月21日藤川の松並木に小学校6年生による卒業記念植樹が行われました
この記念植樹は平成27年から毎年行われ、今年で4回目です。
これから育っていく松を温かく見守ってください。
今年も2月3日、4日と道の駅イベントに出店しました。
まち協では、たこ焼き活動を一緒にやってくれる方を募集しています。
経験してみたい方はまち協の事務局又は各町の連絡責任者に連絡ください。

関連活動

く東部の活躍人!交流会>
2月25日、新装なった岡崎市額田センター「こもれびかん」で「東部の活躍人!交流会」が開催され、藤川まちづくり協議会から鈴木会長と榊原事務局長が参加しました。
各団体の情報交換や意見交換が行われました。

<岡崎市歴史まちづくりシンポジウム>
1月21日岡崎市図書館交流プラザりぶらホールで岡崎市歴史まちづくりシンポジウムが開催されました。
このシンポジウムの第1部(活動紹介)で「藤川町十王堂の修景」を鈴木忠会長が、「津島神社の天王祭り」を市場町・角谷良直津島神社氏子総代が発表しました。
シンポジウムの第2部では基調講演「歴史的建造物が地域を活性化させる」、第3部では内田岡崎市長ら4名によるパネルディスカッションが行われました。

藤川歴史スポット紹介No.10

関山神社(「藤川宿散策のしおり」|第5回藤川塾資料」参照)
関山神社は藤川町字王子ヶ入にある。正殿(奥宮)は通称「明神山」と呼ばれる山頂付近にあり、副殿(里宮)はその山麓,字王子ヶ入14番地にある、祭神は天手力雄命、須佐之男命、仁徳天皇を祀る。
創立年代は不詳であるが、もとは「赤山大明神」と称していた。
口碑(言い伝え)に、「宝永年間藤川城主内藤弥次右衛門家長信仰浅からずして、正殿を再建し、雨覆を建立せり」と伝えるが、江戸時
代以前にはここに勧請されていたと思われる。
その後、種々の神仏が合祀され、江戸後期、山頂の本殿(奥宮)に対して、山麓の現在地に副殿(里宮)が造立されたようである。
以後、毎年秋の大祭には正殿(奥宮)から副殿(里宮)へ御神体の渡?があり、祭礼儀式は里宮で行われる。
明治元年に神社名を「赤山大明神」から「関山神社」に改称された。
副殿の社殿は明治44年(1911年)に新築された(現在の社殿)。

発行:藤川まちづくり協議会
発行日:平成30年3月
問合せ:0564-48-3635
まち協だより(鈴木宅 まち協だより11-4)

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